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どこから?どうやって勉強する? 株を始めたい人がやること 5つの手順

「株を始めてみたいて思ってるんですけど…
まず、どこから始めたらいいですか?」
こんな質問をもらったので、お答えしまzす。

5つの手順があります。

まずは概要を示します。

1 手元に余裕資金を確保する
2 なんのためにお金が欲しいか?を自問する
3 いつまでにどれぐらいのお金を欲しいか決める
4 株に投資する金額を決める
5 証券口座を開設してみる。

1)手元に余裕資金を確保する 支出の6ヶ月から1年分

 

最初に、余裕資金を確保しましょう。
株式投資は余裕資金以外で行うものです。余裕がないと危険です。

 

会社員なら、生活費の6ヶ月分。
フリーランスなら、1年以上の生活費を確保しましょう。

 

最低限の余裕資金をどれぐらいの期間に設定するかは、置かれている状況にもよります。
6ヶ月〜1年は、最低限の基準です。その上で次のステップに進みましょう。
まだお金が貯まっていない人は、始めるのをオススメしません。
焦らず貯蓄から始めましょう。

 

2)なんのためにお金が欲しいか?を自問する

 

次は、株を始めるにあたって、
「なんのためにお金が欲しいのか?」の目的を具体的にしましょう。


「自由に使えるお金を増やしたいのか?」

「老後が心配だから、老後資金を増やしたいのか?」
「毎月のお小遣いとなるお金をほしいのか?」

なんのためにお金が欲しいのか?を明確にしましょう。
目的に合わせて、手段が変わってきます。

 

3)いつまでにどれぐらいのお金を欲しいか決める

 

目的が具体的になったら、次は、いつまでに
どれだけお金が欲しいか?を決めましょう。


「10年後に月3万円の不労所得がほしい!」

「20年後に月5万円の不労所得がほしい!」
「30年後に2000万円の老後資産がほしい!」
など、期間と金額を設定しましょう。

 

不労所得は、働かずに入ってくるお金のことです。
お金に働いてもらって、お金入ってきたら嬉しいですよね!

楽天証券のサイトでは、簡単な投資のシュミレーションをすることができます。

積立かんたんシミュレーション
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/fund/saving/simulation/

得たい金額と、どれぐらいの利回りを設定するのか?も考えましょう。
目安は手堅くなら2%、少しリスクをとるなら、3、4%です。

利回りの参考指標
アメリカの主要なインデックスファンドであるSP500の利回りは6%です。

世界一の投資家ウォーレンバフェットは、「もし自分が死んだら、資産の90%はSP500に投資しなさい」と遺言を残しています。それぐらい安定の指標です。

積立金額と、利回り、年数の関係はこちらです。
毎月3万円で利回り3%で、1748万円になります。これは十分想定できる金額です。

毎月の
積立額
利回り2% 利回り3% 利回り4%
20年 25年 30年 20年 25年 30年 20年 25年 30年
1万円 295万円 389万円 493万円 328万円 446万円 583万円 367万円 514万円 694万円
2万円 590万円 777万円 985万円 656万円 892万円 1165万円 734万円 1028万円 1388万円
3万円 884万円 1166万円 1478万円 985万円 1338万円 1748万円 11,00万円 15,42万円 2082万円
5万円 1474万円 1944万円 2463万円 1641万円 2230万円 2914万円 1834万円 2570万円 3470万円

 

不労所得の場合も、利回りと必要な金額を表にまとめました。
株の配当金の場合は、税金が0.75%かかるので、それを見越して計算してあります。
表を見てどのぐらい欲しいか?かんがえてみてください。

月3万円の配当金を目指すなら、
配当利回り3%で1602万円必要です。

配当金 配当利回り別に必要な金額
毎月 年間 3%
税引き後
2.25%
3.5%
税引き後
2.75%
4.0%
税引き後
3.25%
4.5%
税引き後
3.75%
5%
税引き後
4.25%
5千円 6万円 267万円 218万円 185万円 160万円 141万円
1万円 12万円 534万円 436万円 370万円 320万円 282万円
3万円 36万円 1602万円 1308万円 1110万円 960万円 846万円
5万円 60万円 2670万円 2180万円 1850万円 1600万円 1410万円
10万円 120万円 5340万円 4360万円 3700万円 3200万円 2820万円
20万円 240万円 10680万円 8720万円 7400万円 6400万円 5640万円

 

 

4)株に投資する金額を決める

 

次は、株式に投資するお金を決めましょう。
目的に応じて投資の手段が異なります。

 

老後資金を大きく増やしたいなら?

株は必要ないです。積立NISAで、投資信託を始めましょう。投資信託で、毎月コツコツ購入していく方が、20年、30年後に大きく育ちます。

 

積立NISAは税制の優遇制度です。簡単にいうと、制度を利用すれば、投資にかかる税金がやすくなりますよ。っていう制度です。投資商品は厳選された商品が多く、長期的な積立に向いています。

 

例えば、積立NISAの制度の枠内で、毎年40万円ずつ(月33333円)、
投資信託に投資すると30年後には、19,424,369円になります。(利率3%の場合)

 

「老後に、2000万円必要」という心配はこれで解消されます。
30歳から始めても60歳には安心が作れますね!

日々の小遣いを増やしたいなら?

 

株式投資がオススメです。
配当金をもらいましょう。
配当金は、企業の業績に応じて、利益が出た分を株主に返す仕組みです。

株式投資においては、あまりリスクを取り過ぎないことが賢明です。
配当金の場合、7%だとかなりリスクを取っています。配当利回り5%でもリスクが大きいです。おおよそ、3〜4%を狙うのがオススメです。

配当金を狙える株の選び方はこちらをお読みください。

 

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5)証券口座を開設してみる。

 

5つ目は、証券口座を開設してみることです。

まずは、証券口座を開設するのがオススメです。
証券口座は、無料で開設できます。

長期的に老後資金を確保する、投資信託の場合

楽天証券か、SBI証券などのネット証券がオススメです。
理由は、手数料が安いからです。

楽天が好きな人は楽天一択です。
楽天カードで決済すれば、1%のポイントが付きます。
ポイントの1%は、小さく感じますが、
1%違うと長期間に渡ると大きく変わってきます。

楽天にこだわりがなければ、SBI証券がオススメです。
ネット証券最大手で、安心して選べます。

株(配当金)のための口座を開設する場合

1株から購入できる証券口座を選びましょう。
こちらは、SBIネオモバイル証券か、LINE証券がオススメです。

 

始めやすいのは、LINEで取引できるLINE証券ですが、
ネオモバイル証券の方が、購入できる銘柄数も多いです。

また、口座管理料の220円は必要ですが、
月50万円以内の取引なら、売買手数料が無料です。

 

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最後に:まずは1株買うとわかることもある

この記事では、株を始めたいけど、どこから初めていいのかわからない。
という人が株を始める5つの手順を書きました。

どうしても株を始めるかどうか迷う人は、
まずは口座開設して、好きな株を1株買ってみることをオススメします。

口座開設は無料で行えますし、株は1株から購入できる証券会社を選べば、
500円から1000円で買える株もあります。

1株買うことによって見えることは、
・株は意外と簡単に買えることがわかる。
・株価の変動が気になって経済に興味を持てる
・もう少し株を買いたくなる。
です。

色々考えて、行動しないよりも、とりあえずリスクが小さいことに一歩踏み出してみることをオススメします。

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