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投資は何から始めればいいの?2 投資をするときに抑えておきたい7つのこと。

「投資には興味があるのだけど、全くやったことがないんだよね。」
「どこからやればいいの?何をしたらいいの?」と、友人のHさんに聞かれましたので、お答えしました!

最初に、結論です。

結論:5つです。

①投資する目的を考える
②投資する目標を決める。
③投資を始める前に抑えておきたいことを知る
④投資対象決める
老後資金が目的なら、積立NISAの口座でSP500に連動したファンドへ投資。
日々の生活を豊かにしたいなら、高配当金投資(株もしくはETF)
⑤ネット証券口座を開設する。

前回の記事では、①②を解説しました。

前回の記事
投資したいけど何から始めればいいか?投資を始める前に考えておきたい2つのこと。

この記事では、③〜⑤をお伝えします。
投資をするときに抑えておきたいこと7つを紹介し、オススメの投資対象をお伝えします。

これを読むと、投資を始めたい人が何をから進めたらいいか?がわかります。

③投資をするときに抑えておきたい7つのこと

投資をする前に抑えておきたい7つのことを、お伝えします。
最初に抑えておくことで、リスクが減るからです。

1まずは生活防衛資金を貯める
2伝統的資産(株・債券)から購入する
3少額から始める
4できる限り手数料払わない
5できる限り税金払わない
6分散して投資しましょう(時間、銘柄)
7とりあえずやってみる!

 

 

 

1まずは生活防衛資金を貯める

投資は、余剰資金で行うのが鉄則です!
生活防衛資金を貯めてから、始めましょう。

 

生活防衛資金とは?

投資で損失が起きても、生活に困らない資金。
このお金があることで、感情的なクッションの役割にもなります。

 

どれぐらい準備すればいいのか?

サラリーマンなら半年分の生活費
自営業なら1年分の生活費

 


このお金は、万一何か投資でうまくいかなくなったりしても、
精神的に安定するようなクッションの口座になります。

半年から1年の設定は目安なので、
自分の安心できる金額を決めましょう!

 

 

 

2伝統的資産から購入する(株・債券)

投資を始めるにあたっては、伝統的資産である株や債券から購入しましょう。

なぜなら、ぼったくり商品が少ないからです。
株や債券は、長年改良されてきた商品が多く優良な投資対象が多いです。

 

 

債券とは?
:お金を貸すことで、一定期間後に、利子がついて返ってくる商品。
国債(国が発行した債券)や社債(企業が発行した債券)があります。

 

逆に、不動産や、FX、ソーシャルレンディングなど、比較的新しい投資方法はぼったくり商品が多く、リスクが大きいものが多いです。

最初はリスクが小さいものから手をつけましょう。
ピラミッドのように、リスクが小さいものから積み上げて、
少しずつなれていくのがオススメです。

 

株や債券など伝統的な資産を買いましょう!
目新しいものはぼったくり商品が多いです!
リスクが小さいものから積み上げていくのがオススメです。

 

 

 

3少額から始める

投資は少額から始めましょう。
いきなり大金を投資しないようにして、少額から始めましょう。

余剰資金の範囲内で、最初は取引を始めて値動きに慣れるのが大事です。
株価が変動すると、意外と一喜一憂することが多いです。

 

少額から始めて、慣れていきましょう。

 

 

4できる限り手数料を払わない

投資をするにあたり、できる限り手数料を払わないのは鉄則です。
手数料には主に3つの種類があります。

 

手数料 いつ? どんなもの? どれぐらい?
購入手数料 買うときに 購入するときに必要な手数料 0〜3%
信託報酬 運用中 投資信託で、お金を預けて投資を代わりにしてくくれる為の手数料 0.01〜3%※
信託財産留保額 解約するとき 解約したときにかかる手数料 0〜0.5%

 

※信託報酬が2%を超えたりする場合は、ぼったくりです。1%でも高いです。
アメリカで運用総額が一番多い(お金が一番集まっている)投資信託の手数料は
0.1%程度です。

 

手数料はできるだけかけない。
2%とかぼったくりです。
0.1%程度、できるだけ手数料が少ないものにしましょう。

 

 

5できる限り税金払わない

次は、できる限り税金を支払わないことです。株をやると、税金がかかります。
売買するときに株の場合は、20%かかります。

利益として出た部分に20%かかります。
税金をかけないようにする為、積立NISAやNISAの制度を活用しましょう。

ここでは特にオススメな積立NISAについてお伝えします。
積立NISAの制度は、国の制度です。以下が特徴です。

 

積立NISA  Nippon Individual Savings Account

・年間運用上限額 40万円(毎月33333円まで積立可能)
・投資してから20年売却益、配当金に税金がかからない。
・有良なファンドが厳選されている。(投資信託の全体の2%)

 

積立NISAの制度は、簡単にいうと、
「銀行だけに預けていてもお金増えないし、年金も保証はできないから個人で、毎月コツコツ投資信託を買ってね!老後資金を積立てて増やしてね!厳選しておくし、税金はかけないから!」っていう制度です。

 

国が投資信託の中から、優良の投資信託を厳選してくれているので利用しましょう。
また、積立NISAの制度は年間40万円までになっています。毎月33,333円ずつまで積み立てることができるので、そこまで負担がかからずに進めることができます。

 

税金はできるだけかけず、税制優遇の制度である
NISAや、積立NISA、を利用しましょう。

 

6分散して投資する(時間、銘柄)

6つ目は、分散して投資することです。
時間的にも、銘柄としても分散投資しましょう。

 

時間の分散投資は、ドルコスト平均法による、「積立投資」がオススメです。

 

ドルコスト平均法
毎月決まった金額を買うことで、長期的には、売り買いが平均的な数字になっていく手法です。
暴落していても買い続けるし、高値になっても一定の金額を買うので長期的には、購入金額が平均になります。

 

積立投資することで、時間を分散してリスクを減らしましょう。

 

7まずは小さく始めてみる!

7つ目は、小さく始めてみることです。
色々勉強したり、学んだところで、最初にまずは小さく始めてみることが大事です。
始めるとしたら、まずは、証券口座の開設から始めましょう。

 

証券口座のオススメは、楽天証券か、SBI証券です。

 

楽天カードユーザーの場合は、楽天証券

楽天証券がダントツでオススメです。
楽天カードの決済で、1%が還元されます。
投資の世界では1%は大きな金額です。
楽天カードが使えるなら、楽天証券を開設しましょう。

 

楽天以外で、口座開設したい場合は、SBI証券

楽天証券会社以外なら、SBI証券が一番です。
SBI
証券は、ネット証券会社で、口座数No.1の実績があり、
ネット証券であるので手数料も安いです。

 

まずは口座開設して、小さく始めましょう。
ネット証券の楽天かSBI証券がオススメです。
楽天ユーザーなら楽天がイチオシです。

 

④投資対象決める

老後資金が目的なら、オススメは?

投資をする目的が、老後資金を貯めるのが目的なら、どんなものがオススメでしょうか?

積立NISAの口座開設してSP500に連動したファンドへ投資。

 


積立NISAの口座を開設して、SP500に連動したインデックスファンドへの投資
オススメです。具体的な銘柄は以下の2つです。

オススメ銘柄
SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

2つがオススメの理由
・SP500に連動しており、アメリカ全体へ投資できること。
・手数料が0.1%弱と安価であること
・SP500の指標は、右肩あがりであること!
・積立NISA対象であること。

SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド

SBI証券と、アメリカの投資会社バンガード社が共同で提供する投資商品です。
SP500という指数に連動したインデックスファンドです。

SP500
主要上場市場が米国の取引所で、S&P ダウ・ジョーンズ・インデックス社が選出した500社の指数。時価総額(株価✖︎株式発行数)が大きい500社を選出している。

インデックスファンド
市場平均に連動しているSP500のような指数に連動して投資します。

 

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

三菱UFJ国際投信が提供する投資信託です。
SP500に連動したインデックスファンドです。
「eMAXIS Slim 」というのは商品名です。
「eMAXIS Slim 」シリーズは「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2020」にも選ばれるぐらい人気の商品です。

SBI・バンガードと投資先は同じで、提供している投資会社が異なるだけです。
手数料が0.0968%と格安です。

 

SP500は、投資の神様バフェットも推奨している

 

世界第2位の億万長者で、投資の神様と言われるウォーレンバフェットも自分が亡くなった場合の、妻への遺言でSP500への投資を勧めています。

「現金の10%を米国の短期国債に、残る90%を超低コストのS&P500のインデックスファンドに投資しなさい。ヴァンガード(注記:投資会社名)のファンドがいいだろう。この方針なら、高い報酬のファンドマネージャーを雇うどの年金基金、機関、個人の出す結果よりも長期にわたって良い成績を上げられると思う」

 

SP500への投資は、アメリカ全体へ投資しているのと同じです。
「アメリカがこれからも成長していく」という前提で投資することになるのは抑えておきましょう。

 

 

日々の生活を豊かにしたいなら、高配当金投資(株、ETF)

日々の生活を豊かにしたい場合は、高配当金投資(株やETF)を行いましょう。高配当株投資は、実際にお金が振り込まれるので積立NISAの投資信託によってお金を増やしていくことと違って、日々の生活が豊かになっていく実感を感じることができます。

ただ、最初は、積立NISAの投資信託で、老後資金を貯めながらお金を増やしていくことを少額でも始めていくのが、投資に慣れるという意味ではオススメです。

高配当株投資は、積立NISAの投資と違い、自分で選ぶ範囲が増えてきますので、
少し時間をかかります。

高配当株の始め方はこちらの記事を参考にしてください。

 

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ETF
「上場投資信託」市場で売買されて、値動きがある投資信託のことです。
上場している分、投資信託よりも手数料がより安く設定されています。

ETFの選び方は別途記事を書く予定です。

まとめ:まずは小さく始めてみることから

いかがでしたでしょうか?
2回にわたって、「投資を始めるなら?何から始めたらいいの?」にお答えしました。

投資を始める前に7つのことを押さえて、投資を始めましょう。
7つは以下でした。

1まずは生活防衛資金を貯める
2伝統的資産(株・債券)から購入する
3少額から始める
4できる限り手数料払わない
5できる限り税金払わない
6分散して投資しましょう(時間、銘柄)
7とりあえずやってみる!

老後の資金を増やすなら、積立NISAの制度を利用して、
SP500に連動したインデックスファンドへの投資をしましょう。
オススメは以下の2つです。

SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

日々の生活を豊かにしたい場合は、高配当株投資をしましょう。
高配当株投資では、株やETFがオススメです。

まずは、最初の一歩として、楽天証券やSBI証券で口座開設してみて、
小さくスタートするのがオススメです。