「不労所得で月3万円得るにはどうしたらいいの?」
「不労所得で月3万円得るには、いくら必要なの?」
「不労所得を得るには、どうしたらいいの?」
という質問をもらいましましたので、お答えします。
不労所得を月3万円得るには、1286万円必要です。
利回り3.5%の高配当株投資なら、毎月5万円ずつ投資して、21年かかります。
配当金を再投資したり、増配や株の値上がりによって、もっと早い段階で不労所得の達成ができます。
高配当株で月3万円不労所得を得るにはいくら必要か?
結論としては、年間45万円の配当金が必要です。
どうやって計算するの?
毎月3万円✖︎12ヶ月=年間で36万円必要です。
株には、税率が20%がかかります。
税金も含めると36万円+9万円(税率20%)
=年間45万円の配当金が必要です。
結局月3万円の不労所得を得るには、いくら投資必要なのか?
では次に、いくら投資資金が必要でしょうか?
合計1286万円必要です。
配当金年間45万円を得るには、利回りが3.5%であれば、1286万円必要になります。
45÷0.035%=1286万円と計算できます。
1286万円を用意するには、どれぐらいの期間必要か?
合計で1286万円必要だとしたら、毎月どれぐらいずつ投資していけばいいでしょうか?毎月、同じ額を貯めていくとしたら必要な年数は下記です。
毎月の投資額 | 1286万円までの年数 |
3万円 | 36年 |
5万円 | 21年 |
7万円 | 15年 |
10万円 | 11年 |
毎月5万円ずつ投資するとしたら、21年ですね。
「こんなに時間をかけられない。。」と思うかもしれませんが、
投資には「複利」という力があります。
投資をして得られた配当金を再投資することで、さらに短い期間で投資することができます。
投資収益を再投資利すると、どれぐらいか?
実際に全ての配当金を再投資に回した場合には、不労所得を得る期間がかなり短くなります。
毎月の投資額 | 1286万円までの年数 | 再投資した場合 |
3万円 | 36年 | 23年 |
5万円 | 21年 | 16年 |
7万円 | 15年 | 12年 |
10万円 | 11年 | 9年 |
複利の力で、期間が短くなりますね。
ちなみに、相対性理論を発見した天才物理学者のアインシュタインは、複利は人類の最大の発明と言っています。
複利は人類による最大の発明だ。知っている人は複利で稼ぎ、知らない人は利息を払う(“Compound interest is man’s greatest invention. He who understands it, earns it. He who doesn’t pays it.”)」
アルバート・アインシュタイン
不労所得月3万円達成までの期間をもっと前倒しにできないの?
「複利の力で前倒しができると言っても、毎月5万円ずつでも16年かかるってもう少し前倒しができないの?」と思いますよね。
もう少し前倒しできます。
増配と株価の値上がりによってできます。
増配と株価の値上がりが考えられる。
増配と株価の値上がりが得られば、もっと早い期間で不労所得を得ることができます。
増配
配当金投資をしていると、「増配」と言って、1株あたりの配当金金額が増えていくことがあります。
企業の業績が拡大していくことで、企業が利益を還元してくれる形です。
例えば、大手通信キャリアのKDDIの場合は、19期連続で増配しています。
KDDI HPより https://www.kddi.com/corporate/ir/stock-rating/dividend/
19年連続って結構大きいですよね。
増配と、株価の値上がりが、どれぐらいインパクトがあるかをKDDIの例をとって説明します。
1株あたり | 100株持っていた場合 | ||||
日時 | 株価 | 配当金 | 配当利回り | 株価 | 配当金 |
2016年4月 | 2,897円 | 56円 | 1.95% | 289,700円 | 5,600円 |
2021年2月 | 3,383円 | 120円 | 3.54% | 338,300円 | 12,000円 |
+48,600円 | +6400円2016年からの利回り4.14% |
2016年にKDDIの株を100株買ったとします。
2016年の配当金は1株あたり56円でした。
この時の配当金は5600円。
2020年の配当金は1株あたり120円です。
配当金は、12000円に増えています。
増配して配当金が、2倍以上になっていますね。
2016年の株価を基準とすると、
配当利回りは4.14%となっています。
そして、この5年間に株価も上がっていますので、
株の含み益は+48,600円になります。
配当利回りも上昇し、株価でも利益が出ています。
このように増配して株価も値が上がりするような企業に投資できれば、利回りが向上していき、不労所得を得る期間がグッと、短くなります。
増配して株価が値上がりするような株を見つけましょう。
まとめ
この記事では、不労所得月3万円を得るためには?というテーマでお伝えしました。
結論としては、
・配当利回り3.5%とした場合、投資資金は、1286万円必要になります。
・毎月5万円ずつ投資したとしたら21年かかります。
だた、複利の力や増配、株価の上昇を狙えば、より短い期間で不労所得月3万円の実現が可能です!
ポイントは、
・複利の力を生かすことで、より短い期間で実現可能です
・株価の上昇と配当利回りの上昇を得られるものを選ぶ。投資対象の選別が必要です。
・最初は小さくでも、続ければ大きくなるので、できる限り早く始めることが重要です。
高配当株を選んでいきましょう。また、できる限り早く始めて、コツコツと育てていきましょう!