「株は怖い」っていう印象があるけど、初心者がやって本当に大丈夫なの?
株をやっていると聞いたけど、怖くないの?危なくないの?
という質問をもらいましたのでお答えします。
株はリスクを理解できれば、怖いものではありません。
株は怖いものなんじゃないの?
と言われることが多いですが、実際にどうなのでしょう?
株は闇雲にやれば怖いです
なぜなら、闇雲にやると、リスクがわからなくなり、
不安に感じて怖くなるからです。。
人間、よくわからないものは、怖くなります。
例えば、急に入った暗闇の洞窟が怖いのは、
何があるかよくわからないからです。
同じ暗闇でも、自分の部屋の場合は、
真っ暗でも、部屋に何があるかがわかっているから
洞窟よりも怖くないものです。
株式投資も同じで、よくわからなくて
闇雲にやると、不安で怖くなります。
逆に言うと、どんなリスクが株式投資にあるのかが、よくわかると怖くなくなります。
リスクがきちんと認識できれば、怖くなくなります。
株にはどんなリスクがあるのか?リスクと対策の取り方
では株式投資にはどんなリスクがあるでしょうか?
株式投資には5つのリスクがあります。
1価格変動リスク
2信用リスク
3流動性のリスク
4カントリーリスク
5投機リスク
それぞれのリスクに対して、どうやって対策しておくのか
一例を挙げて解説します。
1価格変動リスク
価格変動リスクは、
「株価が下がって、資産が減ること」です。
株価は常に変動していますので急落したり、継続的に下がってしまう可能性があります。
2信用リスク
信用リスクとは、「投資した会社が倒産することのリスク」です。企業の業績が悪化して、倒産すると、株がただの紙切れになる可能性もあります。
倒産するような企業にはなるべく投資しないように企業分析が必要になります。
3流動性のリスク
流動性のリスクは、「市場が常に変動しており、希望価格で売買できないリスク」です。
市場はいつも動いていて、ぴったりの金額では売買できません。
例えば1株3000円の時に売却したいと考えていても、株価の急落や急騰により3000円ぴったりの時に売れなかったりします。市場の動向は、市場全体として動いているため、株価の変動を考慮して売買する必要があります。
高配当で成長する株のように、長期的に安定している株を購入して、できる限り売買を行わないようにするのも対策の1つと言えます。
4カントリーリスク
カントリーリスクは、「国・地域の政治・経済環境により価格変動等が発生するリスク」です。
株価は、その企業の企業業績だけではなく、政治や経済状況にも影響を受けます。最近だとコロナウィルスの感染拡大の際も、株価の急落を起こしました。
5投機リスク
投機リスクは、「資産を株式投資に投入しすぎてしまい、資産を失うこと。」です。
儲けようとしてしまい、資産を投入しすぎた場合は、株価の急落で大損をしてしまうこともあります。
信用取引とは?
資金を約3.3倍(レバレッジ)に増やして取引ができる方法で、買いではなく売りから入れる空売りができたり、資金を効率化させて投資ができます。
利益が上がった時は、3.3倍のレバレッジがききますが、逆に利益が出なかった時は、3.3倍の損失が出ます。信用取引では、元手よりも損失を発生してしまうリスクがあります。
また、「投資を行う上でルールを決める」とは、例えば「株式投資を行う時は、余剰資金のみで行う」などです。最低限、会社員であれば6ヶ月分の生活費用、フリーランスなら1年分の生活費用を確保した上で投資を行うのが安心です。
まとめ
この記事では、株式投資を行う上での5つのリスクとその対策について解説しました。きちんとリスクを把握した上で、その対策を取れば、「怖い」と感じることもなくなります。
実際に、筆者自身も、株式投資を始める際は、怖いと感じていました。よくわからないし、急に株価が下がったら嫌だなと感じていました。
ただ、株を1株からでも買える証券口座を開いて、1株500円からでも購入してみると、そこまで怖いものではないと実感することができました。
株に関してのリスクをきちんと認識すれば、恐れることなく投資をすることができます。最初は1株から始められるようなSBIネオモバイル証券などの証券会社を利用して、小さな一歩から始めていきましょう。